- 2026.02.06
- 棟下式
千葉県船橋市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。

2026年2月吉日、千葉県船橋市にて、『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
当日は、澄み渡る冬晴れの青空の下、施主様ご家族にお集まりいただき、厳かに清祓いが行われました。長きにわたり家族を守り続けた建物へ感謝のひと時の後は、家と共に育まれた思い出を振り返る温かな時間を過ごされました。
この度、ご縁があって弊社がお引き受けすることになったこの土地。施主様ご家族は、もともと市内の別の場所にお住まいでしたが、33年前、街の移り変わりとともに新しい住まいとしてこの場所を選ばれました。
かつては施主様ご夫婦と3人のお子様、そしてご両親の3世代・7人家族で暮らしてこられたこの家。数年前にご両親を見送られましたが、ご家族皆様が口を揃えて語られた一番の思い出は、「居間で7人全員が揃い、ワイワイと賑やかに食卓を囲んだ時間」でした。

特に参列された次男様はおじいちゃん子で、中学生になるまで一緒に寝たり、よく散歩に出かけたりしていたそうです。
また、長年少年野球のコーチをされていたご主人、次男様は陸上の4×100mリレーで全国2位、バスケットボールでも船橋市民大会で優勝と、スポーツでの輝かしい記録についてもお話しくださいました。
楽しそうにたくさんの昔話をされるお姿から、ご家族の温かな絆が伝わってきました。
お庭に目を向ければ、ご家族が少しずつ植え、大切に育ててこられた立派な植栽が彩りを添えています。今では2mを超えるしだれ梅も、植えた当時はわずか50cmほど。隣に寄り添うギンモクセイは、その時におまけでもらった苗木だったとか。木々の成長の一つひとつに、ここで過ごした33年という愛おしい時間が刻まれているようでした。

式の結びには、ご主人様の手によって、思い出深い庭木の枝が切り出されました。お庭の手入れをよくされていたというご主人様。その手際は鮮やかで、軽々と枝を扱うお姿が印象的でした。
切り出された枝は、想い出の継承として「色鉛筆」にリメイクされ、後日、形を変えてご家族のお手元に戻る予定です。
式典終了後、施主様からは「棟下式を行ってホッとしました。こういった形で区切りの機会を持てて本当によかった」と、安堵の表情でお言葉をいただきました。
中央グリーン開発では今後もこの「棟下式(むねおろしき)」を、広く業界の新しい文化として広めていくべく取り組んでいきます。




