- 2018.05.20
- 棟下式
野田市川間にて『棟下式(むねおろしき)』続編~【リユース&思い出の継承】思い出の庭木をリメイクし色鉛筆に~
5月吉日、先だって「棟下式(むねおろしき)」を執り行った千葉県野田市の旧A様邸にて、リユース&思い出の継承編として、住宅資材から庭の植木まで、まだ使えるものを再利用するための取り組みをとり行いました。
当日は、空き家の利活用等に取り組んでいる「南房総DIYリノベチーム」の皆さんに協力いただき、まだまだ使えるものたちをレスキュー。通常であれば廃棄される運命だった多くのモノたちをレスキューすることができました。お施主のA様も見学にお越しになり、「もう取り壊すだけだと思っていたので、このような企画をして頂いてとてもうれしいです」と喜んでいただけました。
思い出深い庭の木は、その場でリメイクされカラフルでかわいらしい色鉛筆に変身!お孫さんへサプライズプレゼント。できたての色鉛筆で楽しそうにお絵かきする姿はとても微笑ましい光景でした。いつまでも思い出として手元に残していただけたら嬉しいです。
切り出された枝は、南房総に運ばれ、翌日に開かれた廃校活用プロジェクト「へぐりマルシェ」(旧平群小学校/南房総市平久里))にて「枝色鉛筆づくりワークショップ」の材料としても利活用されました。当日は大盛況で、たくさんの子供たちに色鉛筆としてわたっていきました。思い出深い神棚と槇の木の丸太もリメイクし、お施主様の手元に戻る予定です。
「空家が社会問題化する中、建物に対する思い入れに区切りをつけるための式典があってもよいのでは」という思いの下、取り組み始めた「棟下式(むねおろしき)」。
中央グリーン開発はこの取り組みを更に広め、家や土地への感謝、モノや歴史を大切に扱う文化を育てていきたいと思います。
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