- 2022.08.27
- 棟下式
千葉県流山市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
2022年8月吉日、千葉県流山市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
執り行った建物は、45年前に建築され、施主様ご家族が過ごされた思い出がたくさん詰まった家です。
当初、同市内にお住まいでしたがご家族も増え手狭になったことで引っ越しを検討、新居を探されていたろところ、利便性がよく、子どもを育てる環境としても整っているこちらの物件に出会われました。古家付きの物件でしたが解体し建物を新築、お子様の成長に合わせて増築され今の大きさになったそうです。
年月が経ち、娘様ご姉妹も自立され、ご夫婦がいずれ住み替えをと購入されていたマンションにお引越しされたことから、この度棟下式を執り行う運びとなりました。
当日は施主様ご夫婦、娘様ご姉妹とお孫さんもいらっしゃり、建物への感謝とお別れのひと時を過ごされました。
お庭には立派な木々たちと石のテーブルセットが配され、ご家族で楽しく過ごされた様子が想像されます。中でも外門脇のもみじの木は、毎年とてもきれいに紅葉し、こちらの家で過ごされたお思い出の一つであり、今回色鉛筆にリメイクして手元に残すことに。
また、お孫さんの成長を記した柱は大切に外し、ご主人様とお孫さんと一緒に写真を残されました。
思い出を語り合うご家族の側ではお孫様が障子を破いていて、ご主人様も参戦。二人で楽しそうに破いている様子を見ながら、お母様とお姉様で障子の張替えをした記憶が思い起こされ、貼る時は大変だったけど、破くのは一瞬ですねと娘様が笑顔で仰っていました。
式終了の際には、いろいろなことを思い出すことができて棟下式を行ってよかったと、ご家族みなさん感じられたそうです。
中央グリーン開発では今後もこの「棟下式(むねおろしき)」を、広く業界の新しい文化として広めていくべく取り組んでいきます。