- 2020.01.26
- 棟下式
千葉県松戸市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
2020年1月吉日、千葉県松戸市の住宅にて、「棟下式(むねおろしき)」が執り行われました。
当日は施主様ご夫婦とおば様が集まり、建物へのお別れと、思い出を振り返る機会となりました。
こちらのお家は、30年前に施主様のお父様がおじい様と同居するために建てられたもので思い出がたくさん詰まった家です。
「毎年年明けに親族が全員集合して一緒にお正月を過ごすのが恒例でした。1階の広いリビングでも足の踏み場がないくらい親族が集まったんですよ。」「そうそう、にぎやかだったなあ」
「当時は子供たちが小さかったからお年玉あげたり、みんなでトランプしたりして楽しかったよね」「毎年この家で食べるお雑煮の味が忘れられないなあ」
お3人から次々と記憶がよみがえり、思い出を話してくださいました。
こちらには、施主様が生まれ育った家から多くの家財や庭の木々を移してきたので特に思い入れがおありの様でした。「柿の木とザクロの木は毎年実がなりとても気に入ってたんです。枯れてしまったのはとても寂しいなあ。」
「この木彫りの鬼は大変歴史のあるものらしいんですが、私が幼少の時に角を折ってしまったらしく、、全く記憶に残っていないのですがさんざん父に言われたなあ(笑)」
寂しさ、懐かしさ、いろいろなお気持ちがこもったエピソードばかりで、とても温かい気持ちになるひと時を共有させていただきました。
中央グリーン開発では今後もこの「棟下式(むねおろしき)」を、広く業界の新しい文化として広めていくべく取り組んでいきます。
▼これまでの棟下式の様子は、下記にてご覧いただけます
棟下式のオフィシャルサイトはこちらから