- 2022.09.24
- 棟下式
千葉県柏市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
2022年9月吉日、千葉県柏市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
執り行った建物は、1988年(昭和63年)に施主様ご夫婦が建てられたもので、2005年までの17年の間ご家族で過ごされた思い出がたくさん詰まった家です。
今回のご売却にあたり、ポラスグルーブより棟下式をご案内させていただき、執り行う運びとなりました。
当日は生憎の天気でしたが、式典を祝うかのように上がった晴れ間、施主様ご家族が参列され、ご縁のあった駒木諏訪神社様によりお祓いいただきました。
滞りなく清祓いの議を終えた後は、当時の懐かしい写真を皆様でご覧になりながら思い出を振り返っていただきました。
見事な木々が植わっているお庭は、以前他県に住まわれていた当時のお宅のお庭で手入れを任せていた職人さんに設計を依頼され、図面から起こしていただいたもので大変思い入れがあるそうです。
子育てでの思い出は、ご夫婦それぞれのエピソードがあります。
お子様を駅まで車で送っていらしたご主人様。ある日、国道が霧で通行止めになってしまったことがあり、裏道を酷使して走り何とか登校時間に間に合ったこと。
当時、ご近所には同年代の方が多く住まわれていました。奥様が朝の通学時にお子様を見送った後、家の前でご近所の方に会いご挨拶。そのままお茶を飲んで話していたら、すっかりお迎えの時間になっていたことも。
引っ越された後もお付き合いのある方もいらっしゃり、今でも毎月のように遊びに足を運んでいらっしゃるそうです。
懐かしさやいろいろなお気持ちがこもったエピソードばかりで、とても温かい気持ちになるひと時を共有させていただきました。
式を終え、感謝を伝えることができ、気持ちの整理がついたとのお言葉もいただきました。ご家族みなさんで切り出した思い出深い庭木の枝は、後日色鉛筆にリメイクし、お施主様の手元に戻る予定です。
中央グリーン開発では今後もこの「棟下式(むねおろしき)」を、広く業界の新しい文化として広めていくべく取り組んでいきます。