- 2019.06.23
- 棟下式
市川市にて『棟下式(むねおろしき)』第六弾を開催しました。
6月吉日、千葉県市川市の住宅にて、「棟下式(むねおろしき)」が執り行われました。
今回オーナー様は、相続をきっかけに敷地の売却を決意され、ご縁ありグリーン開発が買受けることとなったもので、敷地は下総中山5期(全3棟)として分譲予定です。
敷地内には立派なお稲荷様と井戸があり、こちらの供養についてご相談をいただいたことをきっかけに、棟下式をご提案、建物・井戸の清祓いとお稲荷様の清祓いを合わせて執り行う事となりました。
当日はオーナー様とお嬢様、グリーン開発から数名が出席し、厳かな雰囲気の中で棟下式が行われました。
オーナー様は自身の家庭のことと、晩年のご両親介護で余裕がなく、残されたご実家の手入れまで気が回らなかった事をとても申し訳なく思っているようでしたが、清祓いが終わると、「光に包まれるような思いがしました。おかげ様で心がすっきりしました。」と笑顔でお話くださいました。
お嬢様も「最後まで何もなしではあまりにも申し訳ないと思っていました。一人では何もできないですが、このような機会があり、安心させてもらいました。」とお喜びいただきました。
無事に清祓いを終えた後に、お二人のこちらのお家の想い出をお伺いしました。
「元々は祖父の資産として4軒家が並んでいたのを父とその兄弟で相続した土地だったんです。最初は駐車場側に家が建っていて、私が小学生くらいの時に今の家が建ちました。」
お嬢様も、幼少のころにお盆などよく親戚で集まったのを覚えていらっしゃる様でした。
「自分はまだ小さかったのもありますが、広い家が楽しくて車のおもちゃに乗って廊下を行ったり来たり走り回っていました(笑)楽しかったなあ~」
夏には井戸でスイカをよく冷やしてみんなで食べたこと、駐車場の土地に立っていた旧家を倉庫のように使っていて、そこから色々な物を取り出して遊んでいたことなど、お持ちいただいたアルバムを見ながら様々なエピソードをお話いただきました。
中央グリーン開発では今後もこの「棟下式(むねおろしき)」を、広く業界の新しい文化として広めていくべく取り組んでいきます。