- 2021.08.08
- 棟下式
千葉県八千代市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
8月吉日、千葉県八千代市の住宅にて「棟下式(むねおろしき)」が執り行われました。
執り行ったのは、施主様が5歳から32歳まで過ごされた想いでの詰まったご実家です。当日は施主様をはじめご親族の方がお集まりになり、建物へのお別れと思い出を振り返る機会となりました。
清祓いの後は、ご親族のみなさんでたくさんの想い出ををお話しくださいました。
以前は家が3つ建っており、お庭には砂場もありました。小さいころは近所の子ども達と自宅や庭、道路でよく遊んでいました。また、裏の土地では畑も耕していて、おじい様が高津から1時間ほどかけて一輪車を押して通わていらしたそうです。
施主様のお子さまも月1回ほど遊びに来ていたので、少しでも思い出として残っているといいなとおっしゃられていました。懐かしさやいろいろなお気持ちがこもったエピソードばかりで、とても温かい気持ちになるひと時を共有させていただきました。
式終了の際には「今回棟下式を行い、気持ちに区切りがつきました。」という施主様のお言葉もいただきました。
切り出した思い出深い庭木の枝も後日色鉛筆にリメイクし、施主様の手元に戻る予定です。
中央グリーン開発では今後もこの「棟下式(むねおろしき)」を、広く業界の新しい文化として広めていくべく取り組んでいきます。