- 2022.02.18
- 棟下式
千葉県柏市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
2022年2月吉日、千葉県柏市にて『棟下式(むねおろしき)』が執り行われました。
執り行った建物は、昭和48年に施主様のご両親が建てられたもので、ご家族が過ごされた思い出がたくさん詰まった家です。今回ご縁あり、弊社より棟下式をご案内させていただき、執り行う運びとなりました。
当日は施主様ご夫婦が参列され、建物への想いを馳せる中、清祓いが行われました。
施主様は、毎年盆暮正月に2人の孫娘を連れて帰省し、ご両親とみんなでリビングで過ごしたことが一番の思い出とのこと。清祓いの後、このお家でのたくさんの想い出をお伺いしました。
こちらのお家が建てられた時施主様は大学生で、当時お仕事が忙しかったお父様はほとんど家に帰れず、ほぼお母さまと二人で暮らしていたこと、庭のリビングに面したところに犬小屋を建て可愛がっていた犬のこと。
また、お母様はお花が大好きで、庭一杯にお花や植栽が植えられていて大切にお手入れされていたそうで、特に大輪のバラの花は道行く人が足をとめ褒めてくれることも度々あったと、当時のお庭とお母様の写真をお見せくださいながら、懐かしんでいらっしゃいました。
施主様は、ご両親が建てた家を相続してから10年もそのままにしてしまっていた事をずっと気にかけていらっしゃり、今回の棟下式で気持ちが和らいだというお言葉もいただきました。
切り出した思い出深い庭木の枝も後日色鉛筆にリメイクし、施主様の手元に戻る予定です。
中央グリーン開発では今後もこの「棟下式(むねおろしき)」を、広く業界の新しい文化として広めていくべく取り組んでいきます。