- 2017.10.12
- 棟下式
流山市にて『棟下式(むねおろしき)』第二弾をご提供しました。
2017年10月吉日、千葉県流山市の閑静な住宅街の一角で、お世話になったお家に感謝とさようならのお別れ式「棟下式(むねおろしき)」がとり行われました。
こちらは、住み慣れたお住まいからの転居を決められたオーナー様よりご縁あり弊社が買受けさせていただいたお家です。土地仕入に際し「お孫さんの成長を記録した柱を思い出に残せたら・・・」というご希望を受け用地担当の提案により実現。当日は、神主様をお呼びし「清祓い(きよばらい)」を執り行った後、ご持参いただいた想い出のお写真を拝見しながら思い出話をお伺いしました。
45年程前、オーナー様が土地を購入された当時は空前の「住宅ブーム」で、夜中に現地で点呼を取られるため夜を徹して並びやっと購入するような状況だったそうです。上棟式の際は、ご主人のお母様も遠く長野から出て来られ『息子が立派な家を建てた』ととても喜んでいたと懐かしそうにお話をくださいました。
その他にも、毎日心を込めてご夫婦で愛でていらしたお庭のこと、毎年お孫さん達が遊びに来られ柱に成長を記すのが楽しみだったこと、窓にお絵かきもOKで、障子を透かすと窓のお孫さん絵がなんとも趣があったことなど、それは嬉しそうにお話をしてくださいました。そして後日、お手紙と共にお庭とお孫さんの絵のお写真を送って下さいました。長くお住まいになった家への想いと、弊社への期待が込められている様に感じました
家の歴史。家族の歴史。紡がれた記憶。今回、棟下式を通じて思いがけず気持ちに区切りをつけるきっかけを頂いけたと喜んで頂き、私達も、どんな土地や建物にもそこには誰かしらの想い入れがあること、またその想いを受け継ぐ責任と幸せを改めて再認識することができました。
中央グリーン開発はこの取り組みが文化となり世の中に広まっていくことを願い、今後も「棟下式」をご提供していきます。
▶︎棟下式のオフィシャルサイトはこちらから
仕入担当の瀬尾とオーナー様ご夫妻
「せっかくだから、自分達の記録も残そうか」
写真をご覧になりながら蘇る数々の思い出
後日感謝のお手紙をいただきました。