AWARD
2023
キッズデザイン賞受賞
2023

分譲住宅における照明計画の取り組み「灯かりのいえなみ協定」
『街全体の灯りが、子どもたちの安全を見守ります。』
夜間、子どもたちが安心して過ごせるように分譲住宅地内の外灯を灯すことを「約束ごと」としました。住民は住宅購入時に協定を締結し、各住戸に設置された常夜灯の維持管理を行います。そのことで夜間、永続的に照明の消えない連続性のある美しい景観が創出され、効率的な防犯対策へと繋げている取り組みです。
『各世帯が協定に基づき、常夜灯を維持管理。入居者の意思に関わらず夜間、常夜灯を自動点灯。』
戸建住宅の防犯対策では、通常、人感センサーやセキュリティシステムを個別に導入することが一般的ですが、灯かりのいえなみ協定では、分譲住宅地の調和を第一に考え、自動的に点灯するライトアップ計画をルールとして採用しています。具体的には、明暗センサーによって自動的に点灯する外灯を3~5 ヶ所設置し、各住戸の外灯スイッチを廃止することで入居者の手間を省き、低コストで防犯効果と夜の美しい景観を実現しています。