AWARD
2021
グッドデザイン賞 受賞
2021

分譲住宅 [サイクルスペースを軸に考えた空間提案]BASE88@練馬光が丘
建築から考えるサイクルスペース。
昨今、テレワークの普及や健康増進として利用者が増加傾向にある自転車。従来、敷地の余った空間に作られがちなサイクルスペースを外構の一部ではなく建物の一部として捉え、新たな生活動線、心地よさを実現。持続可能なコミュニケーション、緑豊かな街並み景観の創出を目的として企画した全34戸の分譲住宅です。
【審査委員の評価】
評価コメント
「自転車」に着目して計画することにより生まれる、様々な意味が見出される提案。消極的な余剰空間の代わりに、積極的な意味を持つ屋外空間を設けることにより機能的な利便の実現と同時に、オープンで奥行きのある街路との関係性が生まれている。近隣の住み手同士の関係性にもポジティブな意味合いが生じていくことが期待される。シンプルながら多様でリズミカルな表情を持った建物の外観構成も街並みの魅力を高めることに寄与している。