AWARD
2020
グッドデザイン賞 受賞
2020

灯かりのいえなみ協定®
永く暮らす街だからこそ、女性や子ども達が安全で安心して暮らせる生活を。
灯かりのいえなみ協定®が採用されているポラスの分譲住宅では、暗くなると玄関ポーチ灯、庭園灯、門柱灯などが自動点灯されます。街の沿道を明るく照らすとともに、夜道の足元も明るくなり、安全性が高まります。お住まいの方々の協力によって光の届かない通りを作らないようにするライティング計画。
夜の帰宅時、あたたかな灯りのともるわが家を見たときの安心感とともに、この美しい景観がわがまちへの誇りと愛着をもたらしてくれます。
【審査委員の評価】
評価コメント
我々は、商業施設などで照明のもつ様々な機能や効果を知りながらも、自分の家を照らす照明については無頓着であることが多い。また照明による防犯効果を考える際には、地域で協調して取り組まなければその効果は小さい。これは分譲住宅の購入時に結ぶ協定により、その地区内の住民が、各々の門柱灯・外壁灯・庭園灯などを常夜灯として灯す約束を締結する「しくみ」である。大変ユニークなしくみだが、協定によりこれを実現するのには合理性があり、継続性も高い。空き家問題や世帯の高齢化により治安悪化が懸念される今日、このような仕組みが広く普及することが望まれる。