教えてくれたのは毎月の積立金額3名様にプレゼント!詳しくは巻末をご覧ください。7%6%5%3%3万円4万円5万円(年率5%と想定)初心者は「つみたて投資枠」でコツコツ投資がおすすめです。「長期」「積立」「分散」で、リスクを分散することが大事です。高山一恵さん株式会社Money & You取締役。全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、人生に不可欠なお金の知識を伝えている。著書『はじめての新NISA&iDeCo(成美堂)』が41万部を超えるベストセラーに。それでは、実際に新NISAを始めたい人は、何をすればよいのでしょうか。例えば、毎月3万円ずつ、15年間「つみたて投資枠」で運用を続けた場合、どのくらいの利益が得られるでしょうか。【掛け金・運用利回りから資産総額がわかる表】 運用期間15年●本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品等の勧誘目的で作成したものではありません。●新NISAでも、米国株、米国ETFの配当金などには、10%の配当金課税がされます。●各金融商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。購入に関しては、ご自身でご判断ください。まずは新NISAの口座を開設することです。なかでもNET証券がおすすめ。理由は「つみたて投資枠」の対象となる商品の取り扱いが豊富だからです。店舗型の証券会社や銀行でも口座を開設することは可能ですが、選べる商品が少なく、銀行の口座では上場株式や上場投資信託の取り扱いはありません。その後、実際の金融商品を選んで投資を始めますが、初心者の方はどれを選べばよいのか、わからないと思います。その点で、最初は「つみたて投資枠」がいいでしょう。国があらかじめ選んだ一定の基準を満たす商品のみが揃っていますので、リスクを軽減した状態で始めることができます。積立が条件ですから、毎月の家計の状況に合わせて、少額ずつ続けてみてはいかがでしょうか。高山:年率5%で運用できたと仮定しましょう。3万円を15年間(180ヶ月)投資すれば、元本は540万円ですが、それにプラスして約262万円の利益が出て、積立金額は約802万円となります。この計算は、金融庁の「資産運用シミュレーション」というサイトで行うことができます。681万円908万円1,135万円738万円984万円1,230万円安定した投資の基本は「長期」「積立」「分散」です。投資ですから、短期的にみれば上下の波はあります。しかし過去のデータを紐解くと、例えば20年という長期スパンでは、元本割れをすることは非常に稀です。価格の上下に一喜一憂せず、長期に腰を据えてやることが大事です。分散とは、商品を1つではなくいくつか選んで、リスクを分散することです。その意味で「全世界株式(オール・カントリー)」という商品がおすすめ。国内・海外先進国・新興国の「全世界の株式」に投資できる商品で、例えば今後の大統領選挙の行方でアメリカの株価が変動しても、他の好調な国の株式でリスクを回避できるというメリットがあります。最初は「つみたて投資枠」で手堅い商品を選び、長期的にコツコツ続ける気持ちで新NISAを初めてみましょう。802万円1,069万円1,336万円872万円1,163万円1,454万円毎月3万円の積立▲15年間で 約802万円に951万円1,268万円1,585万円資産運用シミュレーションサイトQR02運用利回り4%初心者が特に注意すべき点はありますか。What is the new NISA?
元のページ ../index.html#3