昼白色温白色電球色1壁壁床壁照明テクニック01オレンジ系の色で、温かな印象を与えます。くつろぎや団らんの場に適しています。写真提供:大光電機株式会社リビングでくつろぐことも作業をすることも多いというご家庭には温白色がおすすめです。明るさだけでなく色調も調節できる照明にすると、部屋のイメージを変化させることができて便利です。リモコンを使って手元で上下方向の異なる光を切り替えらる照明ならば、もっと手軽に灯りのシーンを楽しむことができます。電球色と昼白色の中間で、ナチュラルな印象を与えます。くつろぎと作業の場の両方に適しています。DCL-40976上下点灯上点灯下点灯天井今の住まいをより落ち着くことができる空間にするには、家具や小物などとともに「照明」のチョイスがとても大切です。そこで今回は「住まいと暮らしのスタイリスト」三宮佳美さんに、灯りの基本や照明器具の選び方、照明リフォームのアイデア、さらにはワンランク上の照明の楽しみ方を紹介してもらいました。照明器具を選ぶ際に大切なのは「この空間で主に何をするか」という用途を明確にすることです。それによって選ぶべき照明の明るさや光の色が決まります。照明には「色温度」という光の色を定量的な数値で表現する尺度(単位)があります(ここではわかりやすく「色調」と表現します)。LED照明には、大まかに「電球色」「温白色」「昼白色」という3種類の色調があり、リビング、寝室、キッチンなど、明るさとともに、部屋の用途に合わせた色調を決めることがポイントです。灯りを照らす基本は、天井・壁・床を意識して照らすこと。それによって空間にメリハリが生まれます。特に天井を照らすという考えを持つ方は多くないかもしれませんが、まぶしさを感じずに部屋を明るくできるというメリットがあります。またもう一つのポイントとして、きれいな面やきれいなものを意図的に照らすことも重要です。壁面に飾っているアートやオブジェにスポットを当てるとスタイリッシュな印象がグッと増します。逆に壁に取り付けたエアコンなど、目立たせたくないものは極力照らさないように注意しましょう。記事監修:三宮佳美写真提供:大光電機株式会社白っぽい色で、キリッとクールな印象を与えます。仕事や勉強をする場に適しています。住まいと暮らしのスタイリストに聞く!空間を変える、照明器具の選び方
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