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/ワンポイントアドバイス/炭火の起こし方02LEVEL3LEVEL2こちらはちょっと上級者向け。焚き火の上に組んだ三脚に、ニンニクとハーブソルトで味付けしたブロック肉を吊るし、煙を当てて約2時間。香ばしいベーコンができあがりました。お庭に穴を掘って焚き火をするのはちょっと難しいので、直火OKのキャンプ場などで試してみては!?丸鶏…1羽分ニンニク…適量オリーブオイル…適量塩…適量ローズマリー…適量❶ 丸鶏に塩をふりかけながら手で擦り込む❷ 平たい鍋にオリーブオイルを敷き、ニンニクを炒める(オイルにニンニクの香りをつけるため)❸ ニンニクを取り出したら丸鶏を置き、回しながら全体に焼き色をつける❹ 一度丸鶏を取り出してから鍋に網を置き、その上に丸鶏を乗せる❺ 丸鶏のお腹の中に、②で炒めたニンニク、ローズマリーの葉を入れる❻ バーベキューグリルの蓋を閉めて、1時間程度じっくり焼く❼ 肉が厚いモモの辺りに串を刺して、出てくる脂に血が混じっていなかったら火から下ろす❽ 30分ほど置いて粗熱が取れたら、背中→モモの付け根→手羽元→胸→お尻(ボンジリ)の順にナイフで切り分ける。炭火を使って豪快に鶏料理!バーベキューグリルを使えば、お庭で本格的な蒸し鶏料理をつくることができます。お庭でアウトドア料理をするときの注意言うまでもなく、一番大事なのは火の扱い。火や煙で近隣に迷惑をかけないよう、風向きやバーベキューコンロを置く位置に注意しましょう。またお酒が入るとどうしても声のトーンが上がりがち。キャンプ場とは違い、周りに暮らしている方がいることを意識して楽しみましょう。炭はただ並べるのではなく、タワーのように積み上げて下から上に昇る空気の通り道をつくりましょう。内部に着火剤を入れてそこに火をつければ、あとは勝手に燃えてくれます。今は100均でも炭が売られていますが、少しだけ高価な「岩手切炭」などは燃えても形が崩れにくく、炭ツボに入れておけば複数回使うことができるので、結果的にお得かもしれません。さんがわ はじめ寒川 一さんアウトドアライフアドバイザー、アウトドアライフ企業『UPI』アドバイザー。アウトドアでのガイド・指導はもちろん、メーカーのアドバイザー活動や、テレビ・ラジオ・雑誌といったメディア出演など、幅広く活躍中。東日本大震災や自身の避難経験を経て、災害時に役立つキャンプ道具の使い方・スキルを教える活動も積極的に行っています。さんがわ寒川せつこさん北欧ソト料理家/アウトドアライフ企業『UPI』アドバイザー。スカンジナビアのアウトドアや文化を、主に料理ワークショップを通して発信。レシピ提供したメディアは、「NHK 趣味どき!/たのしく防災!はじめてのキャンプ」、「メスティンレシピ」、「ソトレシピ」など多数あります。焚き火で燻す『吊るしベーコン』バーベキューグリルでつくる『ローストチキン』プロフィール

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