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コロナで室内での時間が増えているご家庭が多いかと思います。そんな日々の生活に花を取り入れることで、部屋の雰囲気が華やかになり、穏やかな気持ちになることができます。そこで今回は、インテリアコーディネーターであり、フラワーデザイナーとしても活躍する東樹麻理子さんに、室内でお花に囲まれた生活を営むうえでのポイントを伺いました。フラワーアレンジの花選びでは、まず主役となる花を選びます。見た目のインパクトがあるダリアなど、大型の花がおすすめです。次に主役を引き立たせる準主役、脇役という順番で2、3種類ずつ選びます。準主役は主役と合わせやすい薄い色の花(今回は西洋菊のセイオペラピンク、ラナンキュラス、チューリップ)、脇役はボリュームを持たせるために葉や実をつける植物(今回はスイトピー、コデマリ、シレネ)を混ぜるとよいでしょう。枯れてきた花を抜き、小さな花瓶に生け換えて縮小していくと、2週間程度は美しい状態を保つことができます。①束ねるときに交差する部分(支点)よりも下に生えている葉を取り、30~40cmに切り揃えて種類別に並べる。②なるべく茎がまっすぐな花を1本目に選び、左の親指と人差し指で軽く挟んで2本目の花をクロスさせる。③ 3本目からは支点を軽く握るように持ち替え、左上から右斜め下に向けてぐるりと螺旋状になるように花を加えていく。④ 準主役の花も同様に加える。脇役はふんわりとしたボリューム感が出るように、高低差をつけて束ねていく。● スパイラルブーケの生け方0102花を選ぶ主役→準主役→脇役の順に選ぶ花を生ける螺旋状に束ねてボリューミーに室内でお花見を楽しむテクニックTECHNIQUE春のフラワーアレンジメントSPECIAL FEATURE特集とうじゅ01

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