電子BOOKsmilering19
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  「ハミングバード」について教えてください。2013年に南越谷にオープンしたポラスグループの介護ショップで、主に介護福祉用具のレンタルと販売、介護リフォームも行っています。レンタル用品としては車いすや歩行器、介護ベッド、スロープなど、販売用品としてはポータブルトイレ、簡易浴槽、入浴補助用具などを扱っています。また、お住まいに手すりを取り付けたり、段差解消や扉の取り換え、トイレや浴室の改修工事まで、ニーズに応えて「ワンストップ」でご提案することができます。  ポラスグループの中でどんな役割を担っていますか。「人生100年時代」とも言われ、今後ますます高齢化が進んでいく中で、地域や社会にとって、福祉住環境の充実は欠かせなくなっています。ポラスグループで住まいを購入されたお客様の中にも介護サービスを必要とされている方がいらっしゃいますし、入居後に親御様の介護などのために住まいを改修したいというニーズも増えていくと思われます。ハミングバードは、皆さんが住みなれた街、お住まいでいつfuture planポラスがつくる介護ショップ 編までも「幸せで快適な生活」ができる住環境をお届けしていく役割を担っています。  福地さんはどんな経緯で介護福祉関係の お仕事に興味を持ったのですか?父が建築関係の仕事をしていた影響もあって、私もはじめは設計の仕事に就きました。その後、インテリア関係やリフォームの接客などの仕事を経験したのですが、高齢者の方からの相談が多く、お客様の悩みに向き合っているうちに、自然に介護や福祉の分野への問題意識が高まっていきました。  すでに超高齢化社会を迎えている日本で、いま介護・福祉に 求められていることは?長い老後を過ごすために、介護が必要にならない様予防をすることは当然ですが、要介護になってもできるだけ人の手を借りず自分で活動できる生活様式や住環境が求められます。特に介護施設・人材不足が深刻な日本において今後ますます「在宅介護」が推奨され、介護する側・受ける側双方の負担を軽減するための制度や用具の開発もどん→→20号もご期待ください!バトンリレーで掲載中!スマイリング14号資材センター藤原さ〜ん!教えて!??福地さ〜ん!株式会社住宅資材センターリフォーム部施工管理課介護ショップ「ハミングバード」 福地 愛スマイリング13号アフター高堰さ〜ん!スマイリング15号プレカット中川さ〜ん!山本さ〜ん!スマイリング16号売買仲介ミスターX!スマイリング20号○○○○鈴木さ〜ん!スマイリング18号ポラスシェアード福地さ〜ん!スマイリング19号介護ショップ住み慣れたお住まいで、いつまでも快適な生活を!2019年グッドデザイン賞受賞!建物のお葬式という新しい文化 「棟下式」むねおろしきお世話になった建物と先代との思い出に感謝の気持ちと受け継ぐ思い。45年以上続く海苔工場とご自宅の移転に伴い、長年お世話になった建物への感謝の気持ちと、地域のみなさんへ店舗移転のお知らせとご挨拶も兼ねて、棟下式を執り行いました。当日は施主様ご家族のほか、伊藤海苔店スタッフや施主様とお繋がりの深い地域の方々がお集りになり、葛飾八幡宮氏神様によりお祓いいただきました。施主様ご兄妹が幼少期に植えられた庭木を色鉛筆へリメイク。思い出深い海苔工場の「顔」であるファサード扉と歴史ある看板もリユースし、新店舗へ移設しました。「思い出の継承」として、庭木を色鉛筆へリメイクし、「顔」であるファサード扉と看板は新店舗へ移設しました。事例1〈市川市〉「人生100年時代」といわれ、長い老後をいかに自立して過ごせるかは自分にとっても、家族にとっても、ますます大きなテーマになってきています。今回は、介護福祉用具のレンタル・販売、介護リフォームを行う「ハミングバード」を訪ねました。+++++++++++++++++++++++++取材後記ショップ名の「ハミングバード」とは、日本語で「ハチドリ」のこと。北米の先住民は、その可憐な姿から、この鳥を「幸せを届けるメッセンジャー」と信じていたそうです。住宅関連の様々な職種を経て介護福祉サービスへとたどり着いた福地さんのお話をうかがって、これからもっと、介護や福祉について相談しやすい環境が整っていくのだろうと感じました。Reported by おちあいのぶしげどん進んでいくと思います。私たちは地域のケアマネジャーさんなどと共に皆様に寄り添い継続的なサポートをしていきたいと思っています。  『スマイリング』を読んでいる方にメッセージをお願いします。「介護」という言葉にはまだまだマイナスイメージが根強く、「相談しにくい」「恥ずかしい」という声もよく聞きますが、介護は誰でも当事者になり得る身近な問題です。また当店では、男性シニアの方でも恥ずかしがらずにご利用いただけるスタイリッシュな車いすや歩行器などの福祉用具も取り扱っています。是非インテリアショールーム見学などと合わせてお気軽にショップにお立ち寄りください。▲旧伊藤海苔店清祓い後は、お母様より先代である亡きご主人様との思い出が語られ、涙を見せられながらも、施主様、ご兄妹様と顔を合わせられ、笑顔で乾杯をされていらっしゃいました。先代との思い出をご家族のアルバムとともに展示先代にもお世話になりました懐かしい~この場所がなくなるのは寂しいですが、気持ちの区切りをつける良い機会になりました当日の様子を動画でご覧ください。これは継承!築80年の、長い歴史と思い出がたくさん詰まっているお家。当日は施主様をはじめ6名のご親族が集まり、建物へのお別れと、思い出を振り返りながら棟下式を執り行いました。こちらのお家では音楽教室が開かれ、施主様が先生を務めていました。現在はお嬢様が教室を引き継いで先生をしており、音楽教室を開くために建物を増築したこと、教室の生徒さんが50人以上もいたこと等、思い出が溢れます。お孫様二人は祖父母の家であったこの家によく遊びにきたのを覚えていて、幼稚園、小学生の時から子供2人だけで電車できていたのだそうです。庭には多くの木々があり、特にサクランボの木と、もみじの木は亡くなったご主人が植えられたもので思い入れがあります。今回思い出のあるサクランボの木を残すべく、枝で色鉛筆を作成しプレゼントさせていただきました。思い出のあるサクランボの木を残すべく、枝で色鉛筆を作成しプレゼントさせていただきました。事例2〈さいたま市〉清祓いの後は、ご親族のみなさんで思い出深いスライド写真を見ながらたくさんのエピソードをお話しくださいました。82歳まで講師として音楽教室を開いていた施主様。長い歴史と思い出がたくさん詰まった家に、お別れと感謝の「ありがとう」。新聞で取り上げられました。懐かしいねぇ1

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