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2019年グッドデザイン賞受賞!建物のお葬式という新しい文化 「棟下式」むねおろしき「棟下式」お申込み受付中 むねおろしき思い出のある建物だから最後に「ありがとう」を伝えたい。築80年を超える建物と土地に感謝とお別れを受け継がれてきた想いと歴史を次の世代へ。今回執り行ったのは、1階は店舗、2階から上はご自宅と賃貸アパートとして使われていた4階建ての建物で、施主様ご夫婦もこちらに住まわれていました。 当日は施主様を含めて3世代9名のご親族が集まり、雪が舞う天候の中での棟下式となりました。今回執り行ったのは、昭和8年に建てられた大変歴史深い建物で、分譲地開発にあたって建物や住まわれた方への敬意と感謝を伝えるべく、「棟下式」を執り行うこととなりました。当日はオーナー様ご親族に加え、当時の施主、建築家のご親族、さらには建築家の研究者など様々な立場の方が建物を偲び参列されました。清祓いの後は、参列者の皆様よりこの家で育った思い出や、当時の施主・建築家にまつわるお話、それぞれの立場から建物にまつわるお話をお聞かせくださいました。広い庭ですね!後日、リユースとして古材を活用しリノベーションなどの取組みをされているco-designstudio様が建物の建具やサッシ、照明などのレスキュー作業を行いました。▲当日の様子を ご覧ください毎年家族が集まったお正月の記憶皆で振り返る華やかな当時の思い出こちらのお家は、30年前に施主様のお父様がおじい様と同居するために建てられたもので思い出がたくさん詰まった家です。当日は施主様ご夫婦とおば様が集まり、建物へのお別れと、思い出を振り返る機会となりました。「毎年年明けに親族が全員集合して一緒にお正月を過ごすのが恒例でした。「そうそう、にぎやかだったなあ」「子供たちが小さかったからお年玉をあげたり、みんなでトランプしたり楽しかったよね」「毎年この家で食べるお雑煮の味が忘れられないなあ」お3方から次々と記憶がよみがえり、思い出を話してくださいました。庭の木を色鉛筆にリメイクし、参列された皆様にプレゼントさせていただきました。建築家の貴重な資料が残っています。よく庭で思いっきりキャッチボールをしたものでした▲建物に関する数々の資料を見せてくださる研究者の方々。お年玉あげたり、みんなでトランプしたり楽しかったよねにぎやかだったなあお3方から次々と記憶がよみがえり、思い出を話してくださいました。棟下式セルフキット 2020年発売予定!こちらはお肉屋さんを営んでいたご主人と義父とで建てた建物。お披露目パーティーでは多くの方が集まり、チンドン屋や花環など盛大なパーティーが行われたことも皆様の心に残っていました。お祓いの後は建物1階店舗に集まり、ご親族皆さまで思い出を振り返りながら、お互いの近況を報告したりと、和やかなひと時を過ごされました。現実的な費用で実現化させ、誰にでもできる式典であることを体現し、パッケージ化しました。【ご提供内容例】◆清祓い式の手配・運営◆棟下式セット一式(お神酒、お米、など)◆案内人による思い出話伺い◆プロカメラマンによる記念撮影◆思い出の庭樹木をリメイクした色鉛筆◆思い出の記録「ミニアルバム」2冊◆その他高級感のあるカバーにファイル形式で収納◆棟下式マニュアル◆新築日の新聞◆思い出アルバム など電話サポートありお気軽にお問合せください。※画像はイメージです。発売の時期、商品の内容は変更する場合があります。事例2〈江戸川区〉事例3〈松戸市〉今回開発にあたって、受け継がれてきた想いをつなげるべく、お庭に生える大きなもみじの木と、「道しるべ」と書かれた石碑はそのまま分譲地の一部として使用されます。軽食を食べながらご親族皆さまで思い出を振り返りました。チンドン屋すごかったね事例1〈練馬区〉懐かしい~今回棟下式を行い、一つの区切りになりました3

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